いい意味で、愚痴れました
踊り場からの再起動 #44|会社の同期が心配して誘ってくれた夜。胸はざわつかず、自分を責めることもありませんでした。
昨日の夜、会社の同期と飲んできました。
休職してから、
会社の人とは距離を置いていました。
だから、会う前は少し怖かったです。
でも、いちばん驚いたのは
別のことでした。
会社の話をずっとしていたのに、
胸が一度もざわつかなかったのです。
回復というのは、
こういう小さな変化のことなのかもしれません。
休職中の人、
会社の人と会うのが少し気まずい人へ。
その夜のことを書きます。
「大丈夫?」というLINEが来ました
画面を見た瞬間に思ったのは、
「もう知ってるな」でした。
ぼくが休んでいることが、
少しずつ知れ渡っている。
うれしさより先に来たのは、
気まずさと、申し訳なさでした。
かなり仲のいい同期です。
それでも、少しだけ身構えました。
会社の人から、という一点だけで
緊張が走りました。
でも、断ろうとは思いませんでした。
「一応元気にしてるよ、心配めっちゃ感謝です」
そう返しながら、
彼のほうも少し参っているな、
と感じていました。
こちらを心配してくれているのに、
その文面の向こうにも
しんどさが見えました。
家が近いことを思い出して、
「タイミングがあれば会いたいな」と送ったら、
「火曜日なら大丈夫」とすぐに返ってきました。
平日のその日に時間を合わせてくれたことが、
あとから効いてきました。
少しだけ、責められるかもしれないと思っていました
当日は、10分早く着きました。
こぢんまりした店の2階で、
漫画を読みながら待ちました。
途中から、
階段のほうを何度も見ていました。
緊張しなくていい相手なのに、
最後の5分だけ妙にざわつきました。
たぶん、少しだけ怖かったんだと思います。
彼は、思ったことをまっすぐ言う人です。
ぼくの話を聞いたあとに、
「それはお前も悪かったな」
と言われるかもしれない。
そういう想像を、
どこかでしていた気がします。
自分でも意外でした。
心配してくれた相手に対して、
身構える準備をしていたのですから。
結果から言うと、
そんな場面は一度もありませんでした。
話したことは全部、
そのまま受け取ってもらえました。
会社の話ばかりでしたが、胸はざわつきませんでした
第一声は「元気そうでよかった」でした。
これは、休み始めてから
いろんな人に言われる言葉です。
休んだと聞くと、
倒れて動けないところを
想像されるのだと思います。
実際、彼にはこう言われました。
「倒れてるんだったら、家まで押しかけようかと思った」
そこまで心配させていたのか、と思いました。
心配は、されると重いこともあります。
このときは、ただありがたかったです。
ただ、休んだばかりの頃のぼくは
見た目が元気そうなだけで、
中は今よりもずっとネガティブでした。
昨日は、それがほとんど出てきませんでした。
話した中身は、ほとんど会社のことでした。
うまくいかなかった相手のことを話したら、
彼はその人をよく知っていて、
「確かにあの人は大変だ」と同意してくれました。
ここが、自分でも意外だったところです。
あの頃は、会社のPCを開くだけで
胸がざわついていました。
そのときに書いたのが
感謝しているのに、会社PCを開くとまだ胸がざわつく
という記事です。
昨日は、会社の話も多かったのですが、
胸は一度もざわつきませんでした。
お酒のせいもあったかもしれません。
それでも、体は何も言いませんでした。
いい意味で、愚痴れました
休職した直後に同じ夜があったら、
たぶんもっと落ち込んでいました。
というより、自分を責めていたと思います。
全部、自分が悪い。
そう片づけていたはずです。
昨日は違いました。
会社のこの部分がしんどかった。
あの人のこれがきつかった。
そういうことを、言葉にして出せました。
いい意味で、愚痴れたのだと思います。
出せたこと自体が、少し意外でした。
自分を責めるのをやめて、
外にも原因を置いてみる。
それが回復と呼べるものなのか、
まだ分かりません。
でも少なくとも、
休んだ直後のぼくにはできませんでした。
先週は、
回復とは、元に戻ることではないのかもしれません
という記事で、復帰の話が動き始めたことを書きました。
あのとき考えていたのは
「続けられるだろうか」でした。
昨日の夜に分かったのは、
続けるかどうかの前に、
話せる相手がいるということでした。
いま自分が何をしているかは、
詳しくは話しませんでした。
毎日AIと向き合って、
いろいろ作っているとだけ伝えました。
それでも彼は「分かる」と言ってくれました。
それ以上は聞かれませんでした。
帰り道、彼からLINEが来ました。
「今日は会えてよかった。お互い頑張ろう」
後半は、彼の相談を聞く時間になっていました。
心配される側だったはずが、
いつのまにかふつうに話していました。
途中で一度、
「お前のことが好きだ、尊敬している」と言ってくれました。
もちろん、告白とかそういう意味ではありません。
それでも、まっすぐ肯定されたことが、
すごくうれしかったです。
ぼくもすぐに「俺も好きだよ」と返しました。
この記事は、たぶん本人には届きません。
ぼくがここで書いていることを、
彼は知らないからです。
それでも、書いておきます。
誘ってくれて、ありがとうございました。
もしよかったら、教えてください。
久しぶりに誰かと会って、
「前より大丈夫かもしれない」と
思えた瞬間はありましたか。
関連記事
あの頃は、会社のPCを開くだけで胸がざわついていました。
復帰の話が動き始めたときに書いたものは、こちらです。
はじめてこのニュースレターに来てくださった方へ。
ぼくがどんな人間で、なぜ立ち止まっているのかは、こちらにまとめてあります。
はじめての方へ — このニュースレターの歩き方









いい話🤩
優しい同僚ですね。
ルクさんの今まで周りに優しくしてきたからこそ、周りが動いてくれてるんだと思います。
とってもステキだ😆✨
なのは、そういう同期の人や、仲間がいなかったから、同じ気持ちは分からないけれど、そういう相手がいてくれて、めちゃくちゃステキだなって、めちゃくちゃ幸せだよね、ほんとによかったねぇ😆💕って思っちゃった!!
ルクたん、これからもたくさん安心だし、楽しみだね😆✨今日書いてくれてる気持ちで、そのお時間を過ごせてること、スゴくうれしくなったよ🌟
よかったぁ☺️✨