食べ過ぎの原因は量ではなく「速度」でした。AIと作ったアプリで食事が少し変わりました
再起動ラボ #17|「箸を置く」仕組みを作ったら、おかわりしにくくなりました。AIで自分の行動を少し変える実験です。
食事中に
「箸を置いてください」と言われるだけで、
よく噛んでゆっくり食べるようになりました。
ぼくは最近、
食べ過ぎを何とかしたいと思っていました。
そこで今回は、
AIと壁打ちしながら、
自分専用の健康アプリを作りました。
名前は
「よく噛んでゆっくり食べよう」です。
誰かのためではありません。
まずは、
自分を助けるためです。
テーマは
「食べる量」ではありません。
「食べる速度」です。
休職に入る前のぼくは、
食欲もかなり落ちていて、
1日1食の日が続いていました。
そのころは、
72キロ前後まで落ちていました。
でも、
回復のために3食食べるようになってから、
体調は戻った一方で、
体重は80キロまで増えました。
人生で78キロ台が重いほうだったので、
80キロはさすがにまずいなと思いました。
食べ過ぎの原因は、
量よりも、
満腹感が追いつく前に
食べ終わってしまうことでした。
だから今回は、
箸を置くタイミングや、
ゆっくり食べる「間」を作るアプリを
試してみました。
すると、
思っていた以上に
食事の感覚が変わり始めました。
食べる量ではなく、「食べる速度」を変えてみました
最初は、
単純に痩せないといけない、
という話です。
でも、
少し考えてみると、
問題は体重そのものより、
食べ方にある気がしました。
ぼくはかなりの早食いです。
ほとんど噛まずに、
飲み込むように食べてしまいます。
だから、
量を少なくしても、
満腹感が追いつく前に
食べ終わってしまうのです。
その結果、
「食べた量」よりも先に、
「食べ終わる早さ」のほうが
問題なのではないか、
と考えるようになりました。
すると結局、
追加で何か食べたくなります。
缶詰に手が伸びる。
すぐ食べられるものに手が伸びる。
そうなると、
最初に盛った量を減らしても、
あまり意味がありません。
自分に必要だったのは、
カロリー計算より先に、
満腹感をちゃんと待てる食べ方でした。
だから今回は、
食べる量より、
食べる速度を整えるほうに振りました。
AIと作ったアプリで、自分の食べ方を実験しました
まず最初の画面は、
こんな感じです。
入れた機能はかなり地味です。
流れにすると、
こんな感じです。
20分タイマー。
箸を置くリマインド。
途中で満腹度を確認する。
食後の振り返り。
作りすぎや盛りすぎを防ぐための、
小さな導線。
画面としては、
とてもシンプルです。
でも、
このくらい単純だからこそ、
食事の途中で迷わず使えます。
次に、
その日の作戦を1つだけ選びます。
要するに、
何かを頑張らせるアプリというより、
食事の途中に「間」を作るアプリです。
ぼくは、
こういう課題は気合いで解決するより、
仕組みで止めたほうが強いと思っています。
いちばん効いたのは、意外にも「箸を置く」ことでした
正直、
作る前は、
どの機能が効くのか
自分でもわかっていませんでした。
AIと壁打ちしながら、
とにかく食べ過ぎを止めるには
何が必要かを洗い出して、
そのまま形にしてみた感じです。
そして試してみて、
いちばん良かったのは、
箸を置くリマインドでした。
実際の食事中画面では、
タイマーといっしょに、
その作戦をずっと見える場所に出しています。
一口食べたら、
いったん箸を置く。
そのあとで、
30回噛むことを意識する。
これだけで、
食事のテンポがかなり変わりました。
昨日はパスタを食べたのですが、
いつものぼくなら、
その量では確実におかわりしていました。
でも今回は、
そこで止まれました。
少し物足りない気持ちはあっても、
パスタを足すのではなく、
野菜のピクルスを少しつまむくらいで済みました。
いつもなら120パーセントまで食べていたところを、
90パーセントくらいで止められた感覚です。
しかも、
そのあとに余計な飲み食いもしませんでした。
これは、
かなり大きな変化でした。
お酒の飲み方まで少し変わりました
面白かったのは、
食事だけではなく、
お酒の飲み方まで変わったことです。
普段のぼくは、
ビールや発泡酒を
勢いよく飲みがちです。
でも今回は、
芋焼酎のソーダ割りにして、
少しずつ飲んでみました。
すると、
飲んでいる満足感はあるのに、
ぐいぐい進まないのです。
酔い方も少し穏やかでした。
食事のスピードを落とすと、
飲み方まで連動して変わるのだなと、
ちょっと驚きました。
まだまだ改善の余地はあります
ちなみに今回は、
応募作品でもあります。
もちろん、
今のままで完成だとは思っていません。
今はウェブアプリなので、
タイマーが途中で切れてしまうことがあります。
ここはまず、
PWAで安定させられないか試したいです。
もし難しければ、
TestFlightでのアプリ化も視野に入っています。
あとは、
食事の時間に通知して、
アプリを開くこと自体を忘れない仕組みも必要です。
写真で記録する。
おかわりしたかどうかを残す。
何分かけて食べたかを振り返る。
そういう記録が積み上がると、
自分の癖がもっと見えやすくなるはずです。
体重データと並べて見られるようになれば、
さらに面白くなります。
まずは、自分を助けるためのアプリです
このアプリは、
今のところ、
自分のためのものです。
まずはぼく自身が使い切って、
食べ過ぎを直し、
体重を少し戻したい。
目標は、
1か月後に3キロ減です。
その結果が出たら、
このアプリにはかなり意味があります。
そして、
もし同じように、
早食いしがちで、
満腹感に気づく前に食べ終わってしまう人がいるなら、
その人にも役立つかもしれません。
ぼくは、
健康は気合いだけでは変わらないと思います。
食べ方を変えるには、
食べ方を思い出させる仕組みが要ります。
今回は、
そのための実験でした。
まだまだ粗いです。
でも、
こういうものは、
頭の中で考えているだけでは
一生変わりません。
まず作る。
まず使う。
まず自分で効くか試す。
ぼくは、
やはりこの順番が好きです。
今回作ったのは、
健康アプリというより、
自分の行動を少しだけ変えるための仕組みでした。
AIがあると、
こういう「自分専用の道具」が
思ったより簡単に作れます。
もし今、
自分にも直したい習慣があるなら。
アプリを探す前に、
自分専用の仕組みを作ってみるのも
面白いかもしれません。
ダイエットだけではありません。
勉強。
運動。
睡眠。
AIがある今は、
「続けたいこと」よりも、
「続けられる仕組み」を作るほうが簡単になりました。
あなたにも、
「直したいけれど気合いでは続かない習慣」がありますか。
AIで仕事を効率化する話は、
よく見ます。
再起動ラボでは、
仕事だけではなく、
「自分の生活を少し楽にする仕組み」を
これからも試していきます。
よければ登録して、
次の実験も見届けてもらえるとうれしいです。








健康的にはゆっくり、20−30回は噛んで。。。
子供の頃から言われてきました。
僕も滅法食べるのが早かったので
今日のお話は、食べ放題店の戦略にも繋がりますね。
最初の30分を、如何に食べさせないか(or 原価の安いものを食べさせるか)
満腹中枢を制御せよ。
的な話を聞いたことを思い出しました。
最初に野菜をバクバク食べるのもオススメですね。
早速トライしてみた!
ゆっくり食べても「20分」って意識しないと届かないのね💦
箸を置く
目を瞑り、含んでいるものに意識を集中する
ゆっくり咀嚼して、飲み込むまで集中する・・・
これが本当の意味で「味わう」ってことなんだろうね!