1260回の声は、ぼくの存在証明だった
踊り場からの再起動 #9
最初に音声配信を始めたのは2021年でした。
当時のぼくは、
今のぼくと同じように
かなり追い込まれていました。
夫婦関係が壊れて、
家を出ることになったのです。
コロナ禍で世界も閉じていて、
自分の居場所までなくなっていくような感覚がありました。
そのときに始めたのが、音声配信でした。
最初から「1000回続けよう」と思っていたわけではありません。
誰かにすごいことを伝えたかったわけでもありません。
今の状況を誰かに聞いてほしかった。
同じような境遇の人の支えになれたらとも思っていました。
でも今振り返ると、
誰かを助けたかったというより、
ぼく自身が助けてほしかったのかもしれません。
辛くなると発信したくなるのは、
昔から変わらないようです(笑
ただ、辛い状況について発信し続けても、
ぼく自身が楽しめないと気づきました。
そこから、発信軸を変え、
NinjaDAOやNFTのことを配信するようになってからは、
とても楽しい時間になりました。
そしていつの間にか、
ただ「ここにいるよ」ということを伝えたいという気持ちも
芽生えるようになってきました。
コミュニティからいなくなる人も出てくる中で、
一度抜けたら戻りづらくなるんじゃないか、という不安がありました。
だから毎日、
たとえ短くても声を出す。
それがぼくの「存在証明」になりました。
消えたくなかったから、声を出していた
続けられた理由はいくつかあります。
習慣になったこと。
楽しかったこと。
そして何より、聞いてくれる人がいたことです。
コメントをくれる人、
リレーでつないでくれる人、
アーカイブを聞いてくれる人。
みんなとのつながりが、
ぼくを支えてくれました。
でも、もう少し奥には別の気持ちもありました。
やめたら、
自分の存在が消えてしまいそうだった。
コミュニティの中から、
「ルクさん」という人がいなくなってしまいそうだった。
それが怖かったのだと思います。
だから毎朝、
少しでも声を出していました。
元気だったから続いたのではありません。
消えたくなかったから、
続けていた部分もあります。
仕事が辛かった時期、それでも声を出した
仕事がとても忙しくて辛かった時期も、
配信だけは続けました。
むしろあの頃は、
配信が唯一の味方のように感じる瞬間もありました。
朝の配信時間を守るために早起きして、
その後に出社する。
一見非効率に見えるその習慣が、
ぼくにとっては「生活をコントロールしている」という感覚を保つ手段でした。
やめなかったから、
今も続けられている。
もしあのタイミングで「無理だからやめよう」と決断していたら、
休職後に再開できたかどうかは分かりません。
休職中に音声配信だけが残った理由
休職に入ってからも、
音声配信だけは残りました。
時間ができたから続けられたというより、
生活のリズムを守るための「儀式」になったのです。
朝に声を出すことで「今日を始める」スイッチが入り、
社会との接続を保てている実感がありました。
朝、仲間の配信を聞く。
そのあとに自分の番が回ってくる。
聞いてくれている人がいて、
コメントが届く。
仕事との接続は切れても、
コミュニティとの接続は切れなかった。
むしろ、
以前よりも強くなったように感じます。
1260回の履歴が、今返ってきている
今になって気づいています。
あの頃は必死で続けていただけでした。
でも1260回の履歴が、
思わぬ形で今のぼくを支えてくれていました。
音声でつらつら話した内容を文字起こしして、
AIに投げて壁打ちする。
そこで「今回の本質的なメッセージはこれだ」と整理してもらい、
下書きを作っています。
話すだけでは整理しきれなかった感情や思考が、
文章にすることで見えてきます。
さらにAIと壁打ちすることで、
読者に伝えたい形に磨かれていく。
この「音声→文字起こし→AI壁打ち→記事」という流れは、
1260回以上声を出してきたからこそ自然にできるようになったものです。
聞いてくれていた人たちが、
今Substackを読んでくれているのも本当に嬉しいです。
2021年に声を出し始め、
そこから積み上げた人間関係が、
今の信頼の土台になっています。
AIがいくら進化しても、
人間が積み上げた「履歴」だけは替えがききません。
才能ではなく、形
特別な才能があったわけではありません。
ただ朝に声を出して、
小さな記録を残し続けた。
それだけです。
やめそうな日もありました。
休んだ日もあります。
それでもまた戻ってこられる形を、
昔のぼくが作ってくれていました。
続けられなくて苦しんでいる人に伝えたいのは、
「才能ではなく形」ということです。
完璧じゃなくてもいい。
10点でも毎日やる。
小さくても積み上げた履歴は、
思わぬタイミングで自分を助けてくれます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今振り返ると、
「あれに助けられていたな」と思うものはありますか。
人でも、場所でも、習慣でも大丈夫です。
よければ教えてください。
次は、積み上げてきた音声や発信が、
休職中の今の生活をどう支えているのかを書いてみます。




音声配信継続すごいです。
私は聞く専門で、朝活ラジオ楽しんでいきまーす!
忘れられるのかが怖い❗️その気持ち凄く分かります。
その気持ちが継続の原動力の一つになったんですねー。
これからどんどん他の原動力増えてきそうですね😊