毎日書きたいと思っているのに、
一行目が出てこない。
そういう時期は
ありませんでしたか。
ぼくにも、ありました。
書く気がなかったわけでは
ありません。
時間がなかったわけでも、
たぶんありません。
パソコンの前には座っている。
でも、何も始まらない。
いまその頃を思い出そうとして、
やっと分かったことがあります。
ぼくは、書けなかったのではなく、
どこから始めればいいのかが
分からなかっただけでした。
いまは、ゼロから書くのをやめて、
質問に答えるところから
始めています。
この記事では、
そのやり方に変えるまでに
何が起きていたのかを書きます。
手が止まっていたのは、書き出しではなく「軸」でした
Substackを始める前のぼくは、
そもそもどの方向の記事を
出していくべきなのかが、
まったく決まっていませんでした。
AIを軸にするのか。
いま休んでいる、
メンタルのことを軸にするのか。
それとも、まったく別の
トライアスロンの話にするのか。
書きたいことがない、
という状態ではないんです。
むしろ、いくつもある。
ただ、どれを自分の看板に
すればいいのかが決められない。
決められないまま画面を見ていて、
そのうち日が変わっていく。
「書けない」と思っていたものの正体は、
たぶんこれでした。
書けないのではなく、
決まっていない。
もし同じところで
止まっているなら、
文章力の問題ではないかもしれません。
それでも書きたかったのは、届けたかったからです
なぜそこまでして
書きたかったのか。
正直に言うと、
自分の影響力を高めたい、
という気持ちがあります。
影響力があれば、
見てもらいやすくなる。
自分がどういう人間なのかを
理解してもらいやすくなる。
そして、作ったものを
届けやすくなります。
まったく知らない人が作ったものを、
いきなり買うことって、
あまりないと思うんですよね。
もちろん、売りたい気持ちだけが
先にあるわけではありません。
自分が作ったいいもの、
誰かの役に立てるものができたときに、
それを必要な人のところまで
持っていける状態でいたい。
そのために、
影響力をつけておきたい。
SubstackとXの長文投稿は、
とにかく毎日続けろ。
そういう話も、よく聞きます。
やりたいとは、ずっと思っていました。
でも、できていませんでした。
会社を休むことになって、
時間ができた。
ちょうどSubstackも始めた。
じゃあ、やってみるか。
そう思えたのが、
ようやくこのタイミングでした。
二つの軸は、矛盾しませんでした
方向が決まらない問題は、
AIと壁打ちをしながら
考えていきました。
そこで出てきたのが、
メンタルのことと、AI活用のこと。
この二つを、
同時に軸にしてしまうという形です。
別々の話に見えるかもしれません。
でも、休んでいるあいだに
AIとものづくりで立て直している、
といういまの自分をそのまま出すなら、
まったく矛盾しない。
そう思えたので、
この二本の軸でいくことにしました。
書けなかった原因のひとつは、
ここで消えました。
ゼロから書くのをやめて、質問に答えることにしました
では、いまのように
質問に答える形になったのは、
いつからだったのか。
これが、思い出せないんです。
はっきりしたきっかけがあったというより、
気がついたらこの方式で
やっていました。
あとから記事をさかのぼってみたら、
6本目からもう、
この形になっていました。
いまのやり方は、こうです。
まず、今日書くテーマについて、
AIに質問を7つほど作ってもらいます。
その質問を持って散歩に出て、
歩きながら声で答えます。
だいたい10分から20分。
帰ってきたら文字起こしをして、
順番を整えるところを、
AIに手伝ってもらう。
やっているのは、これだけです。
理由らしい理由があるとすれば、
ひとつだけあります。
初心者の立場からすると、
質問された方が、
圧倒的にいろいろ思い浮かぶ。
「今日は何を書こう」と考えても
何も出てこないのに、
何かを聞かれると反応してしまう。
インタビュー形式にしてもらうと、
テーマがどんどん膨らんでいきます。
質問は、たぶん何でもいいんです
実際にやってみて思ったのは、
質問の中身は、
ぶっちゃけ何でもいいということです。
いい質問を用意しなければ、
と身構える必要はありません。
何かを投げかけてもらえば、
人間はそれに反応する。
その反応が、そのまま素材になります。
そして、答えているうちに
不思議なことが起きます。
しゃべりながら考えることになるので、
「ああ、こういうことも考えていたな」
「ああいうことも思っていたな」と、
途中でいくつも気づきが出てくる。
結果として、
最初に考えていたのとは
少し違うところに
行き着くこともあります。
もちろん、
そのまま着地することもあります。
でも、質問がなかったら、
そこまで行っていなかった。
この記事のテーマも、
今日しゃべるまでは
ほとんど考えていませんでした。
それなのに、
これだけ話せてしまう。
やっぱり、質問があるからです。
「しゃべるネタがない」人にこそ、質問が要ります
このやり方は、忙しくて
記事を書く時間がない人にも
使えると思っています。
理由は二つあります。
ひとつは、
何もなしにしゃべるのは
そもそも難しい、ということです。
10分も20分もしゃべる
ネタなんてない。
そう言っている方を、
実際によく見かけます。
ネタがないのではなく、
手ぶらで立たされているから
出てこないのだと思います。
もちろん、
何もなくても話せる人はいます。
ぼくも、やろうと思えばできます。
ただ、メンタルを崩してからは、
体系立てて一発でしゃべるのが
難しくなりました。
前はできていたことです。
できなくなったことを数えるより、
できる形に変えるほうが早い。
だから、質問に答える形に
切り替えました。
もうひとつは、
順番を逆にできることです。
まず質問に答えて素材を作る。
体系立てる部分は、
AIに手伝ってもらう。
そうやって整った内容を、
あとから音声配信で話す。
これなら、
いきなり整った話をする必要がありません。
そして何より、
音声で答えたら、
あとは記事になる。
5分でも、10分でも、20分でも。
しゃべった分だけ記事になります。
書けなかったのではなく、始め方が違っただけでした
記事を書く、と考えると、
最初から文章を組み立てなければ
いけない気がします。
でも、質問に答えるだけなら、
話しながら考えられます。
話しているうちに、
自分でも気づいていなかったことが
出てきます。
書く時間がない。
何を書けばいいか分からない。
いきなり体系立てて話すのは難しい。
そのどれかで止まっているなら、
まずは質問をひとつ
投げてもらってください。
書けなかったのではなく、
始め方が違っただけかもしれません。
ぼくの場合、
戻ってきたのは文章力ではなく、
「聞かれたら答えられる」という、
ずっと持っていたはずの当たり前でした。
みなさんは、書き出しと軸、
どちらで手が止まっていますか。
よかったら返信で教えてください。
この記事で書いた「質問に答えて、声を録るだけ」のやり方は、今朝そのまま教材にしました。ぼくが毎朝やっている工程の実物一式が入っています。





